胃カメラの注意事項

(現在土曜日の内視鏡検査は月に1日しか行っておりません、
  平日で可能な方はできるだけ平日に予約お願いします)

検査の後、まれに目がかすんだり、ふらついたりすることがありますので
お車での来院は避けて下さい。

胃カメラと一緒に腹部エコーも予約されている方は予約時間の1時間前から 排尿をがまんしてください
(膀胱をふくらませることにより、前立腺や子宮などの下腹部の臓器を観察しやすくするためです)。

食事

検査前日夜9時まではふだん通りの食事で結構ですが、
9時以降は絶食して下さい。

水分は検査2時間前までは透明なもの(水、お茶、ポカリスエットなど)は
飲んでもかまいませんが、にごりや色のあるもの(牛乳、コーヒーなど)は
飲まないで下さい。

飲み薬

血圧を下げるお薬を飲まれている方は、朝早めに(6時~7時の間に)
いつもどおり飲んで下さい。 

糖尿病で血糖を下げるお薬を飲まれている方は、カメラの当日朝の血糖を下げるお薬をお休みください。
(絶食に伴う低血糖を防ぐためです)

脳梗塞・心臓病・高血圧などで、抗凝固薬や抗血小板薬(血をさらさらにするお薬)を飲まれている方は、お申し出下さい。
血が止まりにくくなるお薬を飲んでいる場合でも
胃カメラは問題なくできますが、
異常があった時に組織を取る検査(生検)をする際に注意が必要となります。

検査の偶発症、合併症

胃カメラにて潰瘍やポリープがあれば、診断のために胃の組織を取り、
顕微鏡で見る検査を行うことがあります。特に痛みはありませんが、
胃の粘膜を少し傷つけますので、ひじょうにまれには出血が起こることがあります。

ごくまれに麻酔の薬や胃の動きを抑える薬で具合が悪くなることがあります
鼻からのカメラを行ったときは約5%の方に鼻血がでることがありますが、
ほとんどの場合数分で自然に止まります。
いずれの場合でも状況に応じて適切に対処いたします。